2014年1月14日火曜日

48日目①@ネパール カトマンズ→ドンチェ 立ちはだかるバンダ

5時半に起きる。6時には、ガイドが到着する予定になっている。
今日の予定は、ガイドと共に格安ローカルバスにて4000m over聖なる湖のあるゴサイクンダ麓のドンチェへの向かう。

全体の予定をまず記載しておこう。

一日目
カトマンズ - ローカルバス→ドンチェ
※カトマンズ約1000m

二日目
ドンチェ- 登山→七号目あたりの山小屋
※ドンチェ約1800m

三日目
山小屋- 登山→ 聖なる湖ゴサイクンダ
※ゴサイクンダ4380m

四日目
ゴサイクンダ- 下山→ ドンチェ

五日目
ドンチェ- ローカルバス→ カトマンズ


こんな予定である。
不安懸念点はここだ。

*ラズさんは大丈夫と言ったが、ストライキの中バスに乗れるのか
*山賊は大丈夫か
*高山病になったら、、、
*下山を一日で出来るのか
*帰りのバスもちゃんとあるのか


まぁ不安点をあげるときりがない。
インドと一緒にするつもりはないがネパールにもトラブルは付き物さ。

で、とりあえず第一トラブル!
予定していたガイドが風邪できません。別要因を急遽手配。
これからのトレッキングの困難を暗示しているようであった。

交代のガイドが来て、私たち三人はローカルバルの停留所へ向かった。

いくら待っても来ないローカルバス停




市内は、まるでシャッター通りならぬ、シャッタータウン、、、であった。
デモが暴動に発展する恐れがあるので、大抵の店はクローズするらしい。

そりゃそうだろね。投石とか店に投げ込まれたら、、、


で、ですね。
来ないんですね。

いくら待ってもバスが。。。

ローカルバス、おろかツーリスト専用のバスも来ない。。。

ガイドも色々聞き込み調査してくれてはいるが、始終困り顔だ。

そして、代理店ラズ社長から電話、、、
「キョウハ、バスナイデス。イチドofficeニモドッテキテクダサイ。」




最悪の結末、、、終わった。
4000mを体感しに、ここまで来たのに。
クマリの彷徨う瞳が、チラつく、、、





ネパールダンパ(ストライキ)
開いている店★☆☆☆☆→20%
公共の移動手段☆☆☆☆☆→ほぼ動かないと思っていいでしょう。
※ツーリストバスは動くこともある。
ポリス★★★★★→フル稼働

2014年1月9日木曜日

47日目②@ネパール カトマンズ タメル地区→パタン地区

ラズさんとの契約後、私達は散歩に出かけた。
タメルのツーリスト街もローカル街もシャッター通りになっている。

相変わらず砂埃がひどい。私は選択出来るタイプのマスクを購入。
今後重宝しそうだ。

まるでテロリスト



その後、大きな広場で行われていたネパールのバザールをにて登山グッツ、いやトレッキンググッツを購入。

◎トレッキング豆知識
ネパールでは6000m未満をトレッキング。6000m以上を登山と明確に区分けしている。

王宮近くの公園のマーケット

まるでフリマ。偽物が街中より格安購入可能。



と言うわけで4000m目指す私達は登山でなく、トレックです。なんかチープな響きだ。




バスも動いてないので、二時間近く歩きパタン到着。
この街に入るだけで500ルピーかかります。。。

2人とも顔は日焼けし、ネパール人にほぼ同化していた。

のだが!
パタンのゲートの前で写真をパシャパシャ撮っていたら、外国人だとばれて金を払わされた。
怪国人20面相にはまだ遠いな。笑笑。



パタンの路地は、これまた路地マニアの心をくすぐる街並み人並み空気感でとても良し!



パタンには、クマリ様と呼ばれる生き神様がいる。
私は、彼女に会いたかった。
生きながら神として祀られ、初潮が来るまで大地を踏めない。

そんな彼女の生活感を肌に感じたかったのだ。

人に道を聞くこと五人あまり、
やっと出逢えたゴッドオブクマリ




彼女の住む一室は、クマリの館と呼ばれる屋敷の二階の一角である。
昔はここに十数人のクマリ様がいたことを連想させる大きな館である。
そのうちの一室しか、現在は住んでいない。

地上から窓越しにクマリ様は一心不乱にグルグルと同じ場所を回っているのが分かった。

<何をしているのだろう>

扉中央にはクマリ様の写真


館の人らしき人が、「クマリに会いたいか?」と訪ねてきた。
彼はブザーを鳴らした。
※インターフォンのようなもの

母親らしき人が、オケーサインを出す。
クマリ様の準備が整ったことを知らせる。


私は緊張していた。ヒロ君もそうだった。
二階へ上がるとこっちだとさらに狭い一室に通される。
クマリ様は、一点を見据え、正座していた。


ヒロ君がまず、クマリ様の前に座る。
母親(やはり母親であった)が、何か言っているが聞き取れない。

沈黙が数十秒流れる、
ヒロ君は動揺していたが、クマリ様もどこか落ちつかないようだった。

母親は「近うよれ(多分そう言った)」とヒロ君に念押ししていた。
するとねちょねちょの朱肉を額の上あたりにクマリ様が付けて下さった。


次は私の番だ。
対面するクマリ様は、一点を見ているようで見ていない。
泳いでいるのだ目が。。。


一礼すると同様に私の額にこんもり朱肉をつけて下さった。

クマリ様の人差し指、中指、薬指はとても冷たく感じた。


20平米1LDKの居住空間



私達は、数十ルピーをお布施し、その部屋を離れた。
クマリ様の母親は自らの事のように自慢の娘の話をしていた。

クマリ様の処女性、ミステリアス感は突出しているのだが、母親とのギャップに私とヒロ君は終始違和感を感じていた。

神を産んだ例の母


世界から避難を浴びているクマリのシステムではあるが、私の意見はこうだ。

もっとクマリも個性があっても良いのではないか?そこに尽きる。

ホテルに帰宅してからクマリ様のことをさらに調べた。
クマリの対面した時の行動で、その人の運命が占われると言うのだ。

以下wikiより転載。

なるための資格
  • 健康である
  • すべての歯が欠けていない
  • 菩提樹のような身体
  • 牛のような睫毛
  • 獅子のような胸
  • 鹿のような脚
  • アヒルのように柔らかく透き通った声
  • 黒い髪と目


預言者としての行動と意味
  • わめいたり大声で笑う:深刻な病や死
  • 泣いたり目をこする:差し迫った死
  • 身震いをする:投獄
  • 手を叩く:国王の恐れ
  • 供物をつまむ:財務損失

もし、クマリが静かな状態であれば、依頼者に安心をもたらす。






クマリ様の挙動不審な目が忘れられない。
その目の奥に何を見たのか?
私達のヒマラヤ山嶺での運命やいかに!?


クマリ様
処女性★★★★★
ミステリアス感★★★★★
母親のフレンドリー感★★★★★

47日目①@ネパール カトマンズ

深夜のデモ?政治的なメッセージと思われる拡声音が夜中こだましたが、
バス移動の疲れと久々のシャワーで私達は深く眠れたようだった。



少し、インターネットで調べたが、今回のデモは日本で言う単なるデモではなくバンダと呼ばれている。


◎バンダ豆知識
ネパール、インドの言葉で閉めると言う意味。ヨガ用語でも使われる。
文字通り店が閉まり、公共のインフラが止まる。


今回はネパール人の二大派閥の選挙に対するものらしく、大規模なストライキも行われるらしい。
日本の外務省もインフラ凍結や投石など渡航の際の注意点をインフォメーションしていた。

そして朝から安宿街タメル地区も騒がしい。
マスクをして、旗を持った集団がバイクで街を周回していた。
軍隊が街中に配備している。
店は一様に閉まっている。



<この状態、、、大丈夫か?>

ヒロ君と朝から開いている店でチキンダルバットを喰らった。
140ルピー(≒円)
これは、本当にうまい!多分旅のベストオブフードsにも選出されるだろう。

米と4種類のルーがおかわり自由


その後、ヒロ君とシャッター街を散策。
タメル地区のツーリストゲストハウスから離れたところに開いている旅行代理店をみつけ、価格を聞く。

昨日のラズさんの店の方が、安い。

日本語も話せるし、今は時期が時期だ。
更に私達はトレッキング初心者マークの弾丸系。
安心の出来る?日本語喋れるラズさんのところに頼もう。

一抹の不安は、4000mゴサイクンド麓のドンチェまでのバスが出るかどうか。

ラズさんのオフィスへ、早速行く。値段の更なる値引きと移動手段について念入りに確認する。

「ダイジョウブデス。ツーリストBUSガアリマス。ローカルBUSモアリマス。」

ラズさんの口癖はダイジョウブデス笑笑。
信頼性は薄いが、今は彼にかけるしかない。
彼と契約し、ガイド込みで他オプションを全て外して130ドル分を手渡した。

これで4泊5日4000mツアーができる。
日本で予約するよりはるかに安い!

TIM(日本では馴染む深いティーアイエムではなく、ティムとネパール人は呼んでいる。)カードを作成した。

インドで撮った写真が生きる。

全てが順調であった。
この時私達は今回のバンダの影響の大きさを知るよりもなかった。





ラズさんの旅行代理店
ホスピタリティ★★★★☆
フォローアップ★★★★★
コストパフォーマンス★★★★★

2014年1月8日水曜日

46日目@ネパール スノウリ→カトマンズ

出発は7:15。朝飯食べて間も無くバスはきた。

今日もマスクは必須

朝食のトゥクパ、柔やわなパスタ麺?


はっきり言ってこのバス、ツーリストバスではなくて、ネパールのローカルバスです!
長距離向きな構造では全くございません。。。
おっさんとかは、バスの床に体育座りしてますし。




向かうは、4000m!こんなちっぽけなことに文句は言わない。。。

いざ、再び出立!



ネパールの地形は山無しでは語れない。そんな山々の一角をまざまざと見せつけられる。
ネパール人のたくましさは、そんな山岳地帯のライステラスを見るだけで一目瞭然である。
圧巻のスケール感と緻密さ。




この光景だけで価値がある。

はっきり言って、、、バリ島ウブドの段々畑越えました。。。



そんな光景に気持ち良く浸る私達。

一方、車内では、何故かそびえる私の横の棒を挟んで、、、
壮絶な睡魔との戦いが。。。

鉄棒に三度ほどカウンターフックを喰らい、私はノックアウトされた、完全に。

この左のやつです。憎き棒。


ある意味睡魔には勝った。笑笑

後日左眼はれてました

本日も走ること12時間、、、カトマンズに到着。



疲れ切った身体を奮い立たせ、ルーフの荷物を取り、ホテル探しを行う。

交渉すること数分、バス停に待ち構えていた営業マンのうまい話に乗っかる。

決めては交通費込みの価格とホッとシャワーである@パラダイスINN。
かれこれ三週間ほどホットなWater浴びてません。
ヒロ君もまともなシャワーは久しく浴びてないらしい。

チエックインすると、何故か日本語が飛んでくる。
日本語を喋れるスタッフがいた、しかも、かなりうまい。
彼、トレッキングなどを扱う旅行代理店も営む、敏腕社長であった。

リサーチも兼ね、4000mトレッキング ゴサイクンドも手配できるか聞く。

社長「オッケ、モンダイナイデス。イツカラデスカ?」

ヒロ君『明後日位かな』

社長「オッキナデモ、アリマスケド、モンダイナイデス。」

<ん?デモ?聞き捨てならないぞ>
私達は顔を見合わせた。

しかしながら、こやつの話は聴いておこう。まずは情報収集だ。
敏腕社長=名をラズさんと言った。
ラズさんにデモのこと、価格、日程のこと欲しい情報は全て聴いた。
彼のプランでは私達のやりたいことが希望通りできた。
おし、この情報を元に明日他の業者で相見積もりだ!

ラズお勧めのレストランでネパールターリー(ダルバット)を食し、温水シャワーを浴び、私達はぽっくり寝た。





カトマンズのダルバット
ボリューム★★★★★
味★★★★☆
価格★★★☆☆











45日目②@インド バナラシ→ネパール スノウリ 家族を想う

泣いた。目を閉じても溢れ出た。
フードをかぶって聴いた詩を以下記す。





歌:THE YELLOW MONKEY作詞:吉井和哉作曲:吉井和哉

Hoo! 気絶するほど遠くまで来た
見た事もない景色に
僕はクラクラさ満ち足りてる
とりあえず今は異国の大空の下で
Rock'n RollI love you
時が流れ
いずれ僕がただの灰になっても
嘆かないで Father

荒れた海のような恋もするだろう
越えられない山も死ぬほどあるだろう
そこに咲いてるキレイな花をつかむため
泣きそうになる日もあるさ
ああ眠りたい
ぐったりと君と手をつないで Father
子供の頃のように
今僕は奇跡のかけらの指輪を探してる
愛してるよ Father
I feel alright Oh

呑み込まれそうな大きな大地に
耳をあてたまま目を閉じる
僕には聞こえてる全てが生きてる
息吹を聞きながら生きている

どこの空も夕日はキレイさ星空もキレイさ
本当だよ Father
今僕は奇跡のかけらの指輪を探してる
どこにも売ってない
もしも僕がただの灰になっても
嘆かないで Father
愛してるよ Father
I feel alright
I feel alright
I feel alright
I feel alright
Ah…


出発の朝のプジャ(祈り)

http://m.mp3.zing.vn/bai-hat/Father-The-Yellow-Monkey/ZWZCOADI.html
→イエモンの楽曲発見


インドで経験した全てがリンクした。
その瞬間は、大粒だった。。。

帰ったらオーナーの言ったことを実践しよう。
まずは、先日父からきていたメールにしっかり返信しよう。

気づかせてくれてありがとうインディア、さらば。



私達は、インドの悪路の埃吸引を最小限にするため、マスクをした。
てか、これはインドネパール国境超えのバスでは必須かと思う。
なぜなら、窓に少しでも隙間があると大量の砂塵が入ってくるからだ。


数時間走り休憩、また数時間走り休憩。

約10時間の移動の末、インド国境に到着。インドの紙幣は国外持ち出し禁止である。持っている人はこの国境でエクスチェンジしなくてはならない。
しかしながら、レートが悪い。
足元見る商売は嫌いだ。



◎旅情報 ネパール スノウリATM
ネパールの国境にもATMはあるので、インド側で事前両替を勧められるが全く必要ない。
ただし、宿の門限があるので注意。


無事入国完了。一足で踏み入れる国境越え感は、また一味違う。



その日はネパール国境側の街にて宿泊する。明日はカトマンズ方面とポカラ方面にバスが別れる。

このネパールの到着地までの金額がセットパックになっている。らしい。



三人でダブルベッドに通されるが、ごねて二部屋に。。。
カビ臭い独房部屋で、今宵は睡眠。
明日からまたバス移動なので、これ以上文句は言えない、、、
つかの間の羽休め、ケツ休め。
→ケツがすれて痛むのでバセリン塗ってます笑笑



ネパール国境側のホテル
シャワー★☆☆☆☆
→ほぼ水
飯★★☆☆☆
→うまからず、まずからず
ベッド★★☆☆☆
→じっとり、独房系

2014年1月7日火曜日

45日目①@インド バナラシ→ネパール カトマンズ

30時間移動一本勝負!→地球の歩き方でもほぼリコメンドされていない、
ネットを見ても辛いと言うコメント多数のインド→ネパール陸路移動。

ヒロ君と私の士気は、移動と言うよりも、次の目標4000mに向かっていた。

インド限定LINEスタンプをGET


♪バス移動はeasy...通過点さぁそんな感じぃyo!


チェックアウト時にお世話になったom homeのオーナーが話しかけてきた。
ヨガをリシケシで勉強してシャットカルマまで体験したと言うと、
彼は自身のカルマ理論を語り出した。

彼は私の旅はいつ終わるんだ?
どの位行くのだ?
おまえには家族はいるのか?
家族とは別に住んでいるのか?
一ヶ月に何回会うのだ?

立て続けに質問をしてくるオーナー。
レセプションには私とオーナーの2人。
彼の目は真剣だ。
一つ一つ私は回答した。

すると彼はこう続けた。
「無事旅から帰ったら、まず父親と母親の足元にひざまづきなさい。。。そして、脚をマッサージしてあげなさい。」

私『ん?』

オーナー「求めることはせず、揉みなさい。それを出来れば半年間続けなさい。」

オーナーは、たたみかけて喋る。

オーナー「親は貴方にパワーを与えてくれた。今度は貴方が親にパワーを与える。そうすることで、貴方はもっとパワフルになる。」

オーナー「利益は考えるな。グッドラック。」

短い会話であったが、とてもシリアスであった。
昨日のアプーとリンクする言葉も有り私は、彼の言葉の一つ一つが染み入った。


8:30時間ぴったりにバナラシ駅近くのネパール行のバス停まで行いく。


◎旅情報 インド→ネパール陸路
チケットは1500ルピーで朝飯付き宿付き、、、
が、相見積もりした結果、最安値。
※ネットだと800ルピーと記載があるが、現在はハイシーズンだからか、そのようなチケットは販売していない。
ちなみにバス停は、かなりわかりづらくリシケシ駅の目の前の大通りの脇道を10分くらいいったところにある。
紛らわしいバスターミナルが大通りにあるので間違わないように。
人に聞きますろう。



私達は、迷いながらも、国境の街スノウリまでのバス発車時間に到着。
笑笑。
案の定、出発遅れててわろた。


サービス朝飯、質素だがうまい

バスはというと、、、まぁ安くはないので、正直バスは期待した。

しかしバスと言うか、実際はジープタイプで劇狭。。。

荷物を屋根にくくる係員


向かうは4000m、これしきの乗り心地の悪さ、、、モーマンタイ!

いざ、ネパールへ向け出立!
BGMはイエローモンキー!
ジープは走り出す!



インドバナラシ→ネパールスノウリ乗り合いジープ
朝飯★★★☆☆
バス停の分かり辛さ★★★★☆
コスパ★★☆☆☆