ちなみにフルパックツアーだと飯が込みになる。
山登り2日目ともなると、山登りの体温調節にもなれてくるものだ。出だしは、めちゃめちゃ寒いので、フル装備。
その後徐々にテイクオフ。
早起きして、極寒の山を登ると、私の場合、まず頭痛が来る。
これで、結構萎える。そこから体が徐々に温まり出す。
こうなってくるとランナーズハイ的というかトレッカーズハイとでも言うべきか、どんどん調子が上がってくる。
ヒロくんとヨガポーズwith脇汗
相方のヒロ君は、と言うと、足取りが重たそう。
私より若いはずだが、時間とともにへばってくるタイプ、、、短距離走向きの速筋タイプ。
遅筋の私とは正反対。
ガイドのガネスは、自然とヒロ君のペースに合わせてくれる。
3時間くらい経つとゆっくりペースではあったが、私の足もかなりきている。
下半身の力どけでなく手を膝に乗せて一歩一歩をあるく感じ。
私は、堪らず杖になる木をみつけ、使い始めた。
上半身の力も使って登ると楽!ということを初めて知った。
多分ガネスに本気出されたら、2人とも置いて枯れて遭難です。
取り敢えず富士山超えはした。
ここから上は、未体験ゾーンである。
幸いにも高山病的な感じにはなっていない。いまのところ。
ただ息が、とてもきれやすい。
空気の薄さを明らかに感じる。
それもそのはず、地上の半分の酸素しかここにはない。
4000mを超える。
ここからは、道が少し緩やかになる。
しかしながら、少しの登りも今の私たちには、本当にきつい。
振り返るとそこには絶景があるのは知っている。
しかし、それを今は楽しめない。
ヒロ君は、もっと楽しめていない。
岩肌には緑の苔
私達は互いに励ましあい登った。
登った。
そして、登った。
呼吸をなるべく乱れないように意識する。
ヨガで学んだ自分の呼吸との対話がここになって生きる。
ふぅー
、
、
、
すぅー
ふぅー
、
、
、
すぅー
綺麗な湖が見える。
この先に聖なる泉ゴサイクンドがある。
ラストスパートである。
悪いがヒロ君、先に行くぜ!
私とガイドのガネスは、ペースを上げた。
4380m!
着きました!
山々に囲まれた泉ゴサイクンド!
我々に遅れてヒロ君も到着。
◎ゴサイクンド豆知識
4380mに降り注ぐ太陽の反射光が眩しく、非常に神秘的である。
頂上にはもちろんシバを祀るテンプルがある。
写真撮影のあと、シバの伝承通り頭手足に聖なる泉をかけた。
これにより、傷が癒えパワフルになるという。
さらに私のもう一つのミッション、この聖なる水の採取。
これで、絵を書きました。
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