2014年1月20日月曜日

51日目①@ネパール ゴサイクンダ→ドンチェ

寝てませんでした!
寒すぎて、、、正直持ち合わせた防寒具フル装備で寝て、更にはNASAシート(※通称レスキューシート)を羽織ってもダメでした。

聞くとガイドのガネスも、ヒロ君も寝つきが悪かったらしい。。。
ガネス曰く高地障害の一つらしい。




眠れない中、窓から入り込む月明かりが、私の心を落ち着けてくれた。
→これも後ほど絵にした。


そんなこんなで誰より遅く寝て、早く起きた4000mオーバーでの一夜は自分にとっては神秘的な夜であった。

今日は一気にドンチェまで下る。
2日かけて登った道だ。
我々は7時には下山を開始していた。
下りは、ぐんぐん足が前に出る。
ぐんぐんスピードも出る。



これに自分の膝が着いていかなくなる感覚が既にある。

これが下りのキツさなのかなぁ、、、

ヒロ君も、下りは得意なようだ。
グングン、スピードをあげている。
ノンストップだ。



谷側の景色は最高!


余裕を持って景色を見るのは、長くは続かなかった。
膝そして腿痛が、ここにきてドット出てきた。
疲れからか、何度も足を挫く。

ひょっとすると、このペースで下ると私の足は終わるかも、、、



私なりに考えた。。。

下りに使う腿から脛の前面の筋肉に負担を掛けないには、、、

そうだ!後ろ向きに下れば良いのだ!


体を山側に向けて、半身で後ろを見ながら下りる。

道の形状によって半身を左右にスイッチング。

名付けてバックスタイル下山法!

かなり脚への負担が減ります。
→これって、登山家にとってはメジャーな下山法なのかな、、、

慣れればかなりスピードを出して降りられる。

後半は、5割くらいはバックスタイル下山法を使用して下りた。
足は軽減されても首を回し続けるので、首はかなり負担をかけてはいたのだが、、、




そして、予定よりかなり時間を短縮し、何もかもが順調に進んでいた。
ようにみえた、、、

ガネスの電話がなる、、、
→私達は、電波の入るエリアまでおりてきたか、、、単純にそんな感じにしか思っていなかった。

ガネスは、深刻そうに話している。そして、その電話は代理店ラズさんからのものであった。

電話の内容、、、
結論から言うと、ダンパ(ストライキ)は、まだ継続している。
民間バスは走っていない。

もし、ツーリストバスが来ていたら今日のうち乗ってください!

とのこと、、、

クマリの彷徨う瞳が、ヒロ君と私の脳裏に再びちらつく。





ゴサイクンダの夜の楽しみ方
サンセット★★★★★
月明かり★★★★★
不眠感★★★☆☆

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